すぐできる!体内の酸化防止習慣とは

私たちの身体は、常に酸化ストレスにさらされています。

 

酸化≒サビなので、体内でこの反応が起きない方がいいことは、想像がつくかと思います。

体内の酸化は、私たちの老化の敵、健康の敵になります。

 

しかし、日常のささいな習慣で酸化ストレスの被害を少なくすることはできます。

ここでは、誰でもできる酸化を防ぐ習慣についてお伝えしていきます。

 

体内で起きる酸化現象

私たちの体内では、「活性酸素」が発生しています。

これが、私たちの体内で酸化を引き起こす原因となっています。

活性酸素によって酸化が起きると、私たちの身体に多くの悪影響を及ぼします。

現在、私たちの身体に起こる健康被害の90%以上は活性酸素が原因として関わっているといわれています。

5つの酸化防止習慣

紫外線対策をする

紫外線は人体にとって有害な物質を多数含んでいます。そのため、紫外線にあたるとその有害な物質から身体を守ろうと活性酸素を発生させます。

とくに紫外線の刺激が大きい、皮膚表面で活性酸素が多く発生し、深層部では比較的少ないことがわかっています。

そんな紫外線の刺激から身体を守るために、外出時は帽子をかぶったり、日傘を差したりすると良いです。

また日光に長時間当たらないような工夫をするのも効果的です。

 

お酒はほどほどにする

私たちの身体はアルコールを飲むと、そのアルコールを肝臓で分解しようと働きます。

アルコールを分解するにはエネルギーをたくさん使い、その過程で活性酸素がたくさん発生してしまいます。

肝臓は、アルコールの分解以外にも栄養分の代謝や貯蔵、胆汁の生成など様々な働きがあり、とても重要な臓器となっています。

アルコールの過剰摂取は、活性酸素を増加させるとともに、肝臓を疲弊させることにつながります。

飲む量の多い人、アルコールに弱い人は特に注意して、お酒はほどほどに飲むように心がけましょう。

 

タバコを控える

タバコの煙には、活性酸素が含まれており、さらにその発生を助長する有害物質が多く含まれています。

タバコを1本吸うと、1日あたりに発生する活性酸素の10万倍もの量を体内に生成してしまうと言われています。

さらに、タバコには活性酸素の働きを抑制する抗酸化物質であるビタミンを破壊する成分も含まれています。

もともと健康被害が大きいタバコ。1日○本までと決めて、吸い過ぎに注意が必要ですね。

 

ストレスをためない

まずストレスには2種類あります。

それが、「ディストレス」と「ユーストレス」です。

一般的によく使われる意味でのストレスは「ディストレス」で、仕事がうまくいかないときや大会前の不安、受験の失敗などにかかるストレスです。

もう1つの「ユーストレス」は人間にとっては必要なストレスとなります。

例えば、結婚を控え胸が弾んでいる時、昇格が決まり決意を固めている時などにかかっているストレスです。

ストレスがかかると一時的に血流が悪くなります。

それが回復するときに活性酸素が発生します。

そのためディストレスをためやすい人は注意が必要です。

自分のストレス発散法などを持ち、ストレスをためこまず上手に付きあえるといいですね。

 

運動は軽く行う

運動をすると呼吸量が増えたくさんの酸素を必要とするため、その分活性酸素が多く発生します。

つまり、運動量が増えれば増えるほど活性酸素が増えていくということです。

すると、体内での酸化は進んでいきます。

しかし、ウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高めてくれるため体内の酸化を抑制してくれます。

 

まとめ

体内酸化防止のための習慣をご紹介しました。

ちょっとした習慣で活性酸素の発生を抑制することができます。

活性酸素発生防止には、習慣を変えるほか、抗酸化物質を摂取する食品を摂ることも有効です。

体内で発生する活性酸素の防止は、生涯健康で長生きするために大切なことです。

簡単なものからぜひ挑戦してみてください。

 

バヤラッカルα(一般)